一、 次の文の下線をつけた漢字の正しい読み方を、後のA、B、C、Dから
一つ選らで、その記號を解答用紙に書きなさい。
例:
1.目が覚めたら、夕立でも來るのかあたりは薄暗くなっていた。
A.ゆたち B.ひたち C.ゆうたち D.ゆうだち
2.言葉が実用だけで簡潔にすますことが、使い方としてふさわしいのだ。
A.かんきつ B.がんきつ C.かんかつ D.かんけつ
3.初めて「何もございませんが」と言われた外國人は何か変な気分になる。
A.きふん B.きぶん C.けふん D.けぶん
4.はっきりしない時には、音読みにして平然としている
A.へいねん B.へせん C.へぜん D.へいぜん
5.東京の雑踏と喧騒にはひどく違和感を持ったようだ。
A.ざた B.ざつた C.ざとう D.ざっとう
二、次の文の下線をつけた仮名の正しい漢字を、後のA、B、C、Dから一つ選らんで、その記號を解答用紙に書きなさい。
例:
1.警察は、Aさんがお金を貓ばばしたものとして そうさ を始めた。
A.走査 B.捜査 C.宗佐 D.匝瑳
2.卒業(yè)のお祝いと送別をかねて、すきやきの會を開きました。
A.化 B.科 C.兼 D.加
3.御りっぷくのこととは存じますが、あしからず御容赦願います。
A.利服 B.立服 C.立腹 D.利腹
4.自分をひくめて相手に言うのと同じように、自分の家族についても謙譲表現(xiàn)をするのだ。
A. 低 B.引 C.弾 D.惹
5.バーイン君はお國の工場に勤務せられ、また、バリガ君はお國の病院で実習後、開業(yè)の御予定とうけたまわります。
A.請 B.賜 C.相 D.承
三、次の文に に入れるのに最も適當な言葉を、後のA、B、C、Dから一つ選らんで、その記號を解答用紙に書きなさい。
例:
1.私は病気のために學校を休んだことは ありません。
A.なかなか B.おろかに C.めったに D.さすがに
2.窓から と山々を見渡すことができる。
A.いよいよ B.そもそも C.そろそろ D.はるばる
3.大型臺風は、勢力が依然 まま北上しています。
A.乗らない B.慕わない C.伝えない D.衰えない
4.この作品は古いと言っても、80年ぐらい前のものです。
A.たとえ B.たかだか C.ちょうど D.一向に
5.連休の前だから、道は 込んでいるだろう。
A.おそらく B.次第に C.よけいに D.改めて
四、次の文に に入れるのに最も適當な言葉を、後のA、B、C、Dから一つ選らんで、その記號を解答用紙に書きなさい。
例:
1.免許は取った 、車が買えない。
A.だから B.つもり C.だけに D.ものの
2.王さんはジュース 飲みたがっている。
A.に B.を C.で D.へ
3.田中選手は世界の一流選手 劣らぬ好記録を出した。
A.ほど B.には C.まで D.だけ
4.年を取っている 、父の病気は治りにくい。
A.では B.だけに C.でも D.とも
5.近代文學館にはたくさん資料が集め 。
A.ている B.ていしまう C.てくる D.てある
五、次の文を完成しなさい。
例:
1.食事をきちんとしないと、 かねない。
2.私たちにしてみれば、 。
六、次の文章を読んで、後の質(zhì)問に答えなさい。答えはA、B、C、Dの中から一つ選びなさい。
例:
どこの家でもそうだと思うが、母親というのはやけに物持ちがよくて、ときどきあっと驚かされることがある。二十年も前のカーディガンを今でも著ていたり、三十年も前に使っていたカーテンをいまだに押入の奧にしまっていたり…中でも自分の子どもに関係する類の物は、今や何の役にも立たないとわかっていながら、後生大事(注1)にとってある。
むろん、①ぼくの母親も例外ではない。つい先日も、押し入れの奧から驚くべきものを出してきて、ぼくをあっと言わせた。そのときぼくは母親と差し向かいで、お茶を飲みながら昔の話に花を咲かせていた。大學時代のぼくが、②海のものとも山のものともつかないのに、いつもシコシシコ原稿を書いていたという話題になった時、母親は急に何か思いついたような顔をして、
「そういえばあなたの…あれは何、カードみたいなものがいっぱいあるけど」
てなことを言った。何のカードなのかぼく自身にも全然わからなかったので、ちょっと見せてくれと頼んだところ、押し入れの奧からに風呂敷に包んだ五百枚近いカードを出してきたのである。
一目見て、ぼくはそれが何であるのかを思い出し、聲を上げそうなほど驚いた。それはぼくが十九歳から二十歳にかけての約一年半、勉強のつもりで記していた日記のようなカードである。俗に“京大式カード”と呼ばれるもので、裏は真っ白、表には何本かの罫線が引いてあるだけのシンプルなカードである。當時のぼくはこれを使って、まず個人的な読書カードを作り始めた。短篇小説を一篇読んでは、一枚の京大式カ一ドに読後感を記していたのである。半年もしない內(nèi)にカードはかなりの枚數(shù)になり、段々面白くなってきたので、今度は自分なりの小説論とか、自分の書いている小説の欠點、あるいは徒然(注2)に思うことなどをここに記すようになった。
十數(shù)年を経た今、このカードを改めて読んでみると、その勤勉さ、③その暗い情熱には頭の下がるものがある。。二十歳のぼくは本當に心から、何が何でもノも小訪説家になりたいと願っていたことが、よく分かる。
(中略)
ぼくは、④二十歳の原點に還るべく、再び京大式カードをつけてみようかと考えている。
(注1)後生大事:とても大事にすること
(注2)徒然:自分の思うままに
問1.①ぼくの母親も例外ではないとはここではどのようなことか。
A.ぼくの母親も物持ちがいい。
B.ぼくの母親も押し入れの奧から驚くべきものを出してくる。
C.ぼくの母親もよく人を驚かす。
D.ぼくの母親もよく昔の話に花を咲かせる。
問2.②海のものとも山のものともつかないとはここではどのようなことか。
A.筆者が、休みなのにどこにも遊びにいかないということ。
B.筆者が、本當に小説家になるかどうかもわからないということ。
C.その原稿が、売れるかどうかもわからないということ。
D.筆者が、小説家になる才能があまりないこと。
問3.③その暗い情熱とあるが、何に対する情熱か。
A.読書カードを作ることに対する情熱 B.小説を読むことに対する情熱
C.まじめに勉強することに対する情熱 D.小説家になることに対する情熱
問4.④二十歳の原點に還るとはここではどういうことか。
A.京大式カードに、小説の読後感を書くこと。
B.小説をたくさん書くこと。
C.目的に向かって勤勉に情熱を注ぐこと。
D.若さを失わないように努カすること。
七、次の日本語を中國語に訳しなさい。
例:
近年、豊かな収入を求めて、東南アジアや南アジア、あるいは中近東から數(shù)えきれない労働者が日本に流れ込んできました。また、國境を無視して流れ込む武器も、日本の社會を不安に陥れました。そして、以前にもまして、日本企業(yè)が世界に進出し、海外からも日本ヘ様々な商品が流れ込んでくる中で、國內(nèi)市場を守るために規(guī)制すること自體がすでに不可能になってきているのです。
八、次の中國語を日本語に訳しなさい。
例:
1.我之所以換了工作,是因為非常討厭在以前的公司做事。
2.今天,我能作為指揮家獲得成功,多虧了藤野先生的嚴格指導。
3.盡管被別人說了壞話,但也用不著太在意。